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なんであのとき放送局社員旅行 1日目(9月19日)

ゆるPLこなすさんのスタンプ絶賛発売中。
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 発端はトクマスさんとマチルダさんのLINEでのやり取りだった。「放送局員でオフ会やってみたいですね」というトクマスさんに「9月に大阪に行くつもり」というマチルダさん。「そういえば、panhead さんは関西でしたよねぇ」という振りに panhead がこなすさんのスタンプで答えた。

 

 「いつでもおいで」。


 この話に、イチガキさんありあどねさん、じょうでん局長も参加することが決定。北海道・東京・名古屋・兵庫と各支部で活動している局員が顔を合わせるまたとない機会である。参加は、北海道からイチガキさん、東京からありあどねさんとマチルダさん、名古屋からじょうでん局長とトクマスさん、兵庫から幹事の panhead の計6名。

 

 9月19日大阪駅午前11時。11時にイチガキさんを除く5人が集合しイチガキさんを空港バスのバス停に迎えに行く予定だったが、名古屋組がJR新大阪駅と大阪駅が同じ場所にあると勘違いし遅れるというハプニング。残る3名がバス停でイチガキさんと合流後に大阪駅で名古屋組と会うという、前途を不安にさせる滑り出しとなった。

 

 しかも、11時過ぎに11時には新大阪駅に着いているかのようなメッセージがあったが、実際にはその時点ではまだ新幹線の中にいたことが後の証言で判明した。まさに「現在地サバ呼んじゃう病」。

 

 初対面の組み合わせもあり、なかなか打ち解けずに会話も弾まない中、じょうでん局長が「30分経った瞬間に打ち解ける」と宣言。局員全員が固唾を呑んで待つ中、その瞬間が訪れたが、立ち会った他の局員の目には特に変化は感じられなかった。「自信がついた瞬間」と同様、内面的なものらしい。

 

 神戸に向かい、宿泊組の荷物をホテルに預け、三宮に引き返し、腹ごしらえ。蛸の壺というお好み焼き屋を目指す。幹事の panhead は常に iPhone で地図を確認しながら先導だ。自分で行ったことのない店に案内するという幹事とは思えない行動だが、これは最後まで続いたのだった。「兵庫に30年も住んでいる」と、神戸なら任しとけ的な雰囲気を出していたのに、大丈夫か?この幹事。


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かるたを受け取る局長。その目には・・・「これが嬉しいってこと?」
かるたを受け取る局長。その目には・・・「これが嬉しいってこと?」

 幹事は蛸の壺の予約をしていなかったが、昼食の時間帯を過ぎていたのが幸いしてか、6人がコの字型に座れるというベストな席に着くことができた(ラッキーパンチ)。

 

 明石焼きが出てくるのを待つ間に、女性陣から局長のじょうでん君にプレゼント寄贈。なんと、今回参加した3名と常連のゆうかさんが手作りしたという「人間病院かるた」。感激に打ち震える局長。感激に胸が詰まりながらも、トクマスさんが推していた明石焼きを堪能。

 

 感激による胸のつまりでは食欲は満たされないらしい。

 

 追加注文もして腹いっぱいになって店を出た。追加注文を許したのが幹事のミスだったことはすぐに判明するのだった。

 
 
 


南京町を闊歩するトクマス局員
南京町を闊歩するトクマス局員

 


南京町で食べたアイス
南京町で食べたアイス

 

 次に向かった、というか、通りがかったのが南京町。横浜と並ぶ中華街だ。路上でいろんな立ち食い料理の屋台が軒を並べる有名ポイントでもある。

 

 しかし、明石焼きで空腹を満たした直後の局員は美味しそうなものを見つけても手を出せない状態だった。

 

 トクマスさん推薦のアイスを分け合って食べるのが精一杯だった・・・

 


唯一の全体写真
唯一の全体写真

 

 次に向かったのはポートタワー。南京町を南に向けて徒歩。

 

 天気がよく視界も開けて最高のタワー日和だった(そんな日和があるとすればだが)。「タワーを見つけたら何を置いても登るというイチガキさんが参加している以上外せないポイントだった」と幹事が後に語った。

 

 ここで、無料の記念写真。この旅唯一の全員が映っている写真だ。

 
 


人間病院かるた 49,800円
人間病院かるた 49,800円
 16時から三宮の Edge という個室スペースの一室を借りて、メインイベントであるなんであのとき放送局の編成会議およびウェブサイトデザイン検討委員会、なんであのときカフェ(仮名)のコンセプト会議を行う。予定だったが、こんな機会はめったにないので人間病院かるたをワンプレイしてからということになった。遊びに対する貪欲さが素晴らしい、なんであのとき放送局。
 
 
 かるたは全て手書きで、人間病院で取り上げられたエピソードから採取されていた。知床の宿に泊まった時にも作業を行うという涙ぐましい努力の結晶がここに配られた。絵を見たただけでも読み札の文句が分かりそうなものから、何のことかさっぱりわからないものまである。話をした本人たちですら首をひねる札があった。もし、これを番組を聞いたことのない人が見たら気持ち悪いだろう。

 
 

童心にかえりかるたにうち興じるおっさん3人
童心にかえりかるたにうち興じるおっさん3人

女性陣が順番に読み札を読み上げ、男性陣が札を取った。絵札をとる度にそのエピソードについて一盛り上がりし、時間を忘れた。残りが10枚くらいになった時にドアをノックする音。「あと10分です」と店員さん・・・「ええっ、もうそんな経ったの?」と驚く局員。会議の本題は一切出来ていないが誰も全く気にしていなかった。「その場が楽しければとりあえずOK」というなんであのとき放送局魂が遺憾なく発揮された。大丈夫か?なんであのとき放送局・・・

 

 また、この場で、トクマスさんの「かるた」の「イントネーション」が他の局員と異なることが判明。同郷のじょうでん局長とも違うことから彼一人が間違えて覚えていると断定された。何度も練習し矯正を図っていたが、少し時間を置くと元に戻ってしまった。きっと、彼は一生かるたを誤ったイントネーションで生きていくのだろう。

 

 なお、このかるたはカフェ開店時にカフェの目玉商品としてカフェに陳列される予定。値段はじょうでん局長が決めた 49,800 円。ワンオフで全てがオリジナルで手書きということを考えるとこれでも安いくらいだ。ただし、1セットしかないので、開店時には争奪戦が繰り広げられる可能性も有る。もし、本当の人間病院フリークなら一番入店を狙って泊まりこむ必要があるかもしれない。

 


聖地・神戸16bit前で記念撮影のトクマスさん。
聖地・神戸16bit前で記念撮影のトクマスさん。

 次の予定地は地元でも有名なピザ・アズーリ。ここで、トクマスさんより神戸 16bit に寄っていくという案が提出された。

 
 

 神戸16bitは、デストロイラジオのエンディングテーマでお馴染みの SASAYAMA. さんが定期公演をしたり、LOTという podcast のトークライブが行われるライブハウス。三宮の高架下に有る。神戸16bit公式サイト

 
 
 神戸16bit の前で記念撮影をし、これまた徒歩で、ピザ・アズーリに移動。関西人の客なら「どんだけ歩かせんねん」とツッコミが入るところだが、親の年齢に近い幹事の道案内に粛々と続く放送局員であった。

 
 



20150926-08 「アズーリは人気店で飛び込みでは入ることも難しい」と幹事が誇らしげだが、どこまで本当なのか確かめる術はない。とりあえず、ちゃんと予約は取ってあったようで、待たされること無く席につくことができた。アズーリ公式サイト

 

 ピザは掛け値無しに美味しかった。窯から出したてのピザはそれだけでも美味しいが、台が独特でカリッとするのでもモチモチでもなく、食べたことのない食感で食べごたえがあった。カリッもモチモチも良さはあるが、それらのイイトコどりをしたような絶妙なバランスで作られている。ピザを食べながら編成会議やウェブサイトの話をする予定だったが、料理が運ばれてくる度に料理に気持ちが移ってしまいほとんど話ができなかった。ここからもその美味しさを分かっていただけるだろうか。

 

 食べ終わって一息ついたところで、トクマスさんが持ってきたウェブサイトデザイン案をプレゼン。その後イチガキさんによる ppt 資料のプレゼンとウェブデザイン提示が行われた。やっと、放送局のミーティングらしくなったが、混雑を極めるピザ屋さんから退去を命じれられる(予約の時点から2時間と言われていたので、追い出されたのではない)。

 

 名古屋から来た二人は翌日に用事があるということで新神戸駅で解散。新神戸駅まではまたもや徒歩で向かう。幹事は北野を突っ切って神戸駅に向かうという正気の沙汰ではないルートを設定していた(どんだけ歩くのが好きやねん)。昼間なら風見鶏の館を代表とする有名な建物が点在する神戸の観光名所だが、21時を回っては歩く人は少ない。観光客の「か」の字も感じない夜の北野。観光客のいない歩道は歩きやすく、雑談をしながらの散策を堪能することができた。中には入れないが、洋館の佇まいを見ることはできる。「これは、新しい神戸観光の方法として、なんであのとき放送局の推しルートにしたい」とアホな妄想を描いている内に、北野クラブの坂に差し掛かった。私有地への道っぽいが、新神戸駅への遊歩道がつながっていて、途中の小高くなったところで視界が開けて夜景が楽しめる。

 

 遊歩道から新神戸駅に着いて、ここで名古屋組と他の4人とが別れる予定だったが、幹事の判断ミスからグダグダな解散になってしまった。ここもまたなんであのとき放送局らしいと言っておきたい・・・いや、言い切ろう。

 

 名古屋組と別れた4人は地下鉄で六甲山の下を通って北区に移動。谷上駅近くの駐車場に止めた幹事の車に乗り込んだ。本日最後の観光スポット、六甲山に向かうためだ。谷上から裏六甲を登りガーデンテラスに向かった一行だったが、ガーデンテラスの入り口はチェーンで封鎖されていた・・・どこまでも下調べのできていない幹事・・・

 

 折り返して、掬星台に向かおうとしてYahoo!ナビで検索したら、西六甲道路が封鎖されていて通れずに神戸市内に降りてから再度山に登るルートが示された。この時間(23時頃)にその距離は辛い。仕方なく、六甲山記念碑台に登って夜景を眺めた。視界が狭いので本来の神戸の夜景とはいかないがその何分の一でも楽しんでいただければとの願いだった。

 

しかし、表六甲を下って行ったら途中に鉢巻展望台というものがあり、こちらのほうが開けて夜景がよく見えた・・・最後まで使えない幹事だったが、ミスを重ねること無く神戸パールシティホテルに女性陣を送り一日目終了。お疲れさまでした。

表六甲の展望台からの夜景。
表六甲の展望台からの夜景。

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